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スポーツ用品の大手小売企業Intersport社

Eコマースを成功に導く強力なデジタル基盤を構築

Contentservを活用して、小売事業に影響を及ぼしていたデータエラーを大幅に削減でき、eコマースを成功に導く強力なデジタル基盤を構築

InterSport: Eコマースを成功に導く 強力なデジタル基盤を構築 intersport-Screen Shot 2021-05-19 at 8.00.22 PM
InterSport社について

Intersport Group は、世界65ヵ国に5,800以上の店舗を展開する大手小売企業です。世界のスポーツ用品市場をリードする同社の販売店では、600社を超える異なるブランドのスポーツ関連用品、アパレル、フットウェア、アクセサリを取り扱っています。10億ユーロ強の年間売上高を誇り、ランニング、ウィンタースポーツ、フィットネス、アウトドアの分野でも確固とした地位を築いた世界最大のフットボール(サッカー)専門販売会社です。

巨大なリテールサプライチェーンの管理における課題に加えて、 同社では保管、出荷、販売が完了した商品に関するデータも管理・メンテナンスしなければなりません。過去2年間でSKUの総数が10倍に増加し、商品情報や価格情報、デジタルアセットの数は膨大な量になっていました。

導入前の課題

Intersportは、「伝統的な小売業界」のリーディング社として知られており、同社の経営陣も、Eコマース領域への事業拡大の必要性を認識していました。AmazonやZalandoといった強敵の脅威に対応するために、それらのブランドと良好な関係を損なうことなく、彼らが提供するオンラインサービスを補完する上で、eコマースは不可欠な戦略です。

Intersportは自社の優位性を分かっていました。Intersportの チーフデジタルオフィサー、Carsten Schmitz氏は、次のように述べています。

「当社は、差別化された明確な価値を顧客に提供しているため、「オンライン」事業を拡大する余地はまだ十分にあります。まず、ブランドの多様性とノウハウ。2つ目は顧客との日常的な接点。そして3つ目は、当社がスポーツ用品分野で享受する高い信頼性です。オンライン取引では偽造商標の付いたスポ ーツ用品が山のように出回ってあり、Intersportの高い信頼性が ここで重要な役割を果たすことは言うまでもありません。このような優位性がある同社でも、既存のビジネスに影響を与えることなく、包括的なグローバルeコマースのプレゼンスを確立し、管理することは容易なことではありません。サプライヤーから膨大なデータを収集し、メンテナンスする必要があります。そして、エンタープライズ規模のeコマースプラットフォームのコアエンジンとなるPIMやDAM、マーケティング・フルフィルメントの各種システムで使うために、データをエンリッチ化しなくてはなりません。Intersportは、長期にわたり適切なデータ管理パートナ ーを模索した結果、2017年6月にContentservを採用しました。」

ニーズ

理想的なeコマースの実装に数々の要件があった中、複数の倉庫施設やサプライヤーからの商品データや在庫データの統合が、最も重要な要件でした。各SKUには、商品とそのバリアント( 商品説明、サイズ、カラーなど)に加えて、ロケーションや数量、コスト、利用可能な在庫数といった情報を反映した、250万ものオブジェクトに相当する複雑なデータを含む必要がありました。サプライヤーからインポートされるデータは他のデータソースと異なる方法で分類されることがよくあります。そして、ほとんどの場 合、eコマースのワークフローに必要なデータポイントが抜けています。

もう1つの要件は、新しい商品、または既存商品への変更を顧客に即座に表示できるよう、サプライヤーのERPからIntersport PIMへの自動データ連携のフローを確立することでした。当然、データの手動インポートという選択肢はありません。 同社が必要とするソリューションは、サプライヤーデータのインポートと、ベンダーデータの一貫したマッピングをeコマースの各属性に対して自動的に行う柔軟性を備えていなければなりません。

また 、結果的にもたらされるインフラストラクチャーは、Intersportの継続的なマーケティング取り組み(印刷版カタログやSKUのデータを含むその他の資料など)をサポートする拡張性の高いものでなくてはなりません。

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実装

プロジェクト当初から、ContentservとIntersportは、同社の既存PIM・DAMデータベースや多数のサプライヤーから供給されたデータなど、複数のシステムからのデータ統合に取り組みました。両社のプロジェクト担当者が「達成したマラソン」と表現する実装段階で、度重なるデータの修正や変更要求という不測な事態が発生しました。Intersportの広報担当者は、プロジェクトで最も大切な全体的な目標を損なうことなく、こうした問題に迅速に対応するContentservの柔軟性と即応能力を高く評価しています。

初期の実装において、Contentservの包括的で使いやすいデータツールが特に役に立っています。ダッシュボードは、入力されていないデータ要素の特定に広く活用され、主要業績評価指標(KPI) に基づくデータ品質モデルを確立しました。また、エンリッチ化されたコンテンツにより、効果的なeコマース事業に不可欠な検索エンジン最適化(SEO)がサポートされるようになりました。さらに、 強力なワークフロー機能により、Intersportは重要な欠損データの特定、その推奨と優先順位付け、欠損要素を修正する効率的な入力プロセスの提供を実現しました。

商品情報管理(PIM)デジタルアセット管理(DAM)を統合した Contentservプラットフォームの実装によって確立された最大のメリットは、膨大なデータ量の効率的な処理を実現したことです。 また、既存ソリューションと大きく違うところは、eコマース用のデータをインポート・マッピングする視覚的なインターフェースの追加開発を行う必要がありません。プロジェクトは予定どおり、予算内で完了しました。

導入後の効果

Contentservプラットフォームを活用することによって、Intersportは競争優位性を十分に活用するようになっています。1,500もの系列会社の幅広い製品ラインナップを活用して、PIMシステムは現在、AdidasやPuma、Nikeをはじめとする600以上のブランドが提供するコンテンツの照合・統合を中心にサポートしています。同社は、各系列会社で商品情報の作成・メンテナンスをするという負担を回避でき、この「信頼できる唯一の情報源」から、各社のeコマースや流通のニーズに対応できるようになりました。

Intersportは、複数の商品コミュニケーション・マーケティングチャネルに不可欠な情報を提供しています。それは、商品の説明だけでなく、広告キャンペーンのサポートにも利用されます。信頼できる完全なデータが提供されるため、各地域の小売業者は、それぞれのWebサイトやソーシャルメディアキャンペーンを独立して運営するというメリットがもたらされます。

Contentservとの提携によりIntersportが導入したPIMシステムは、高品質なコンテンツが見込み客を実際の顧客に変えるという基本的な事実が正しいことを改めて証明しました。最適化された高品質なデータは、オンラインショップだけでなく、実店舗を展開する小売企業にとって絶対に必要な要素です。Contentservを採用したことで、Intersportは、小売事業に影響を及ぼしていたデータエラーを大幅に削減でき、eコマース領域のプレゼンスを拡大しました。

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