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家庭用品メーカー Spectrum Brands

グローバルPIMで効率的な商品コミュニケーション: 10年の実績

Spectrum Brandsは10年以上にわたってContentservを利用しています。商品情報の管理・活用プロセスを効率化し、ローカリゼーション機能を活用して、市場投入までの時間を飛躍的に短縮しました。Contentserv PIM/DAMソリューションは、今や同社にとって必要不可欠なデータ基盤となっています。

家庭用品メーカーSpectrum Brands: グローバルに接続された効率的な商品情報管理 case-study-spectrum-brands-header

Spectrum Brandsについて

We make living better at home(家庭での生活をより良いものに)」をミッションに掲げるSpectrum Brandsは、シェービング用品、パーソナルケア用品、小型家電製品、ペット用品、掃除用具、芝生や庭の手入れ用製品、個人宅の害虫駆除用製品などを扱う世界的な家庭用品メーカーです。世界中の消費者のニーズに応えるため、同社は市場をリードする有名で信頼のおける大規模なブランドポートフォリオを有しています。欧州では、TetraFURminatorIAMSEukanubaSmartBonesGood BoyRemingtonRussell HobbsGeorge Foremanなどのブランドを展開しています。

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導入前の課題

Contentservを導入する前、 Spectrum Brandsの商品情報は利用目的に合わせた別々のコンテンツ管理システムでメンテナンスされていましたが、すぐに増大する商品情報の需要に対応できなくなりました。タグ付けやシステムがサポートする画像フォーマットの変換など、多くの重要な機能のプログラムが必要でしたが、どれも時間のかかるプロセスでした。そのため、デフォルトですべての重要なアプリケーションシナリオを処理できるよう、必要な機能が包含されている、プロフェッショナルなPIMソフトウェアへの切り替えが検討されるようになりました。

目標は、既存のプロセスを標準化し、ワークフローの定義と明確なアクセス管理によってデータ入力時のエラーを最小限に抑え、商品情報を効率的にローカライズするための基盤を構築することでした。もうひとつ重要な要件は、約2年ごとに発行される印刷カタログの作成でした。印刷カタログは、手作業で非常に労力を費やす作業でした。

これらの目的を達成するために、データの入力・管理の作業負荷を大幅に減らし、市場投入までの時間を短縮できる、高度に自動化されたプロセスが必要だったのです。

要件

  • SAPERPシステムとの組み合わせて、すべての商品情報の「信頼できる唯一の情報源」となるPIM/DAM
  • データ品質向上のため、自動化されたワークフローと役割・権限管理による効率的なデータエンリッチメント機能
  • 大量のデータ処理、チャネルに最適化されたフォーマット適応、WYSIWYGエディターなど、日常業務に役立つ実用的な機能
  • 様々なブランドや商品カテゴリーの厳密な要件を満たす柔軟なデータモデル
  • システムを介して直接カタログを作成できること。プロダクトマネージャー、コンテンツライター、グラフィックアーティストなど、すべての担当チームが同時に、互いに独立してコンテンツ要素を入力または更新できる

実装

市場の要件と自社の基準を満たすには、堅牢なPIMソフトウェアに切り替えることが唯一の方法であることを理解したチームは、利用可能なソリューションを徹底的に調査しました。最終的に3つのプロバイダーに絞り、詳細な選考プロセスを経て、2012年にContentservを採用しました。

ContentservのパートナーであるSDZeCOMのサポートのもと、導入は約1年かけて、関係者全員が緊密に協力し合って徐々に進められました。関連性を確認するために何百もの属性を見直し、チームの日常業務を促進するためにワークフローを定義しました。

導入後の効果

Contentservの導入により、Spectrum Brandsは社内プロセスを大幅に改善し、コスト効率を高めると同時に、新たなビジネス機会を活用することができました。現在、同社は12以上のブランドの約25,000の商品と、37万以上のデジタルアセットをContentservで管理しています。商品カタログ作成の約80%は完全に自動化されており、システムを介してより迅速に内容を確認することができるようになっています。これにより、特に技術的な情報の品質保証が非常に容易になりました。以前は1年ほどかかっていた作業が、今では1週間で完了します。

さらに、システムがサポートする翻訳管理システムにより、導入前には考えられなかったことですが、最大27言語でのタイムリーなカタログ発行が可能になりました。カスタマイズされたワークフローのおかげで、商品説明の作成コストは以前の5分の1にまで削減されています。

システムの使用率もそれを物語っています。Contentserv PIMソフトウェアは、世界中の全拠点で毎日50人以上のユーザーが利用しています。異なる拠点間のコラボレーションをさらに効率化し、Contentservの継続的な機能強化を無駄なく活用するため、同社は現在、オンプレミスのソリューションから標準性の高いクラウドソリューションへの切り替えを検討しています。

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Contentservソリューションの活用は、今や当社で重要な役割を果たしており、手作業によるプロセスモデルはもはや不可能です。このソリューションの高度な統合性によって、従業員のかなりの時間を節約できています。カタログに関して言えば、ドイツ語で作成したものが、すぐにを27もの言語に翻訳できるのです。これは以前には不可能なことでした。

Spectrum Brands Inc 社
Senior Application Coordinator Dirk Huntemann 氏

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Contentservを選んだ理由

  • Contentservと導入パートナーであるSDZeCOMによる最初のプレゼンテーションに説得力があった。特に、自社の商品体系で直接ソフトウェアをテストできる点がよかった
  • 最初から完全にウェブベースのシステムだったので、インストール不要で世界中で使用できること ーこの点がSpectrum Brandsにとって大きなメリットのひとつでした
  • パブリッシングツールとしてPriint Comet Connectorを使用しており、カタログ開発に関わるチームワークを再構築し、簡素化するのに理想的だった

本事例の内容は掲載当時のものとなっております。

30分でつかめるPIMの基礎
PIM 101 基礎講座第1回: 情報の一元管理はゴールではない

商品データを活用したマーケティング戦略を成功させるために、PIMの知見が示す3つの考え方・方法論を学ぶ講座。シリーズ第1回では、情報を一元管理する「だけ」ではなく、いかに活用していくかについて、Contentservの機能ベースに解説します。

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