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空調システムメーカーのTROX社、Contentservを活用して市場投入までの時間を短縮

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空調システム(HVAC)メーカーTROX社、Contentservを活用して市場投入までの時間を短縮

空調設備の製造・販売メーカーであるTROXは1951年に設立された(本社 ドイツ・ノイキルヒェン・フルーイン)の会社です。世界18ヵ国に生産拠点を有し、27子会社を通して世界70カ国で商品展開しています。

今回は、Contentserv PIM活用の背景や今後の展開について、同社のドキュメンテーション責任者のKlaus Pochert 氏に伺いました

 

-TROX社について教えてください。

- Klaus Pochert : TROX社は、空調設備の部品を製造するメーカーです。ドイツのノイキルヒェン・フルーインに拠点を置き、世界18カ国に製造子会社を、販売子会社は27拠点を有しています。従業員4000人が働いており、年間売上高は約5億ユーロです

- 御社はどのような課題を抱えていたのでしょうか?   

- Klaus Pochert : 8年ほど前からすでにPIMシステムを導入していたのですが、そのシステムの販売代理店がなくなってしまったため、新しいソリューションを選ばなくてはなりませんでした。そこで1年かけて検討を行った結果、Contentservが最も良かったのです。

- Contentserv採用の決め手は? 

- Klaus Pochert : 使い勝手の良さが決め手でした。以前のシステムを使っていたのは10人程度の選ばれたグループだけで、そこが慢性的にコンテンツ生成のボトルネックになっていました。それが今ではプロダクトマネージャーや全チームにロールアウトされています。その使い勝手の良さから、みんなContentservを使っています。新システムでスピード感がアップしたと感じています。

PIMとBIM:
 BIM対応コンテンツの作成に
PIMが不可欠な理由

本書では、BIMの概要やグローバルのBIMへの対応状況、PIM採用がもたらす効果について具体的にご紹介します。

- Contentserv導入によって得られた最も大きな効果は? 

- Klaus Pochert : 例をあげると、市場に出るまでの時間が短くなりました。特に、BMECatデータに関しては顕著です。ドイツでは、売上高の約30%が卸売業者によるものなのですが、これまで、卸売業者はメーカーからカタログを入手して、ERPシステムにデータを入力していました。しかし、今では、BMECatはカタログデータの転送フォーマットなので、卸売業者にカタログを求められたら、データを生成して送ることで、彼らはERPシステムにインポートして、私共の製品をすぐに掲載できるようになりました。 

- 今後の展望について教えてください。  

- Klaus Pochert : 国際的な製品データの統合にも取り組んでいます。現在、子会社のプロダクトマネージャーとマーケティング部門にトレーニングを行い、子会社の製品データもPIMシステムに取り込むようにしています。また、子会社全体で価格表プロジェクトを展開しています。 

BMEcatとは?

電子製品カタログの転送に関する XML ベースの規格です。製造業者・販売業者・サプライヤ間でカタログ データと製品分類システムの標準化された交換を可能にします。ドイツの資材管理・購買・物流協会が開発した規格で、特にドイツ語圏で使用されています。

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