成果につながる、会話型コマース、ハイパーパーソナライゼーション、詳細な商品情報

ほぼ毎四半期ごとにスマートアシスタントが付属した新しいアプリやスマートスピーカーがリリースされ、さらに大手eコマースの継続的な拡大も加わり、製造業者や市場を牽引できないブランドにとっては、会話型コマースが次の大きなハードルになるでしょう。

そこで、各家庭に急速に普及している音声アシスタントの会話的要素とスマートスピーカーについて、詳しく見ていきましょう。

大手ブランドは、単に市場のリーダーであるという理由だけで、会話型コマースにおける優位性を高めようとしています。では、市場を牽引する力のない中小ブランドや商品は、どうすればトップに立てるでしょうか。

市場リーダー的な大手ブランドの例としてAmazonを取り上げてみると、商品のプライム認証や(確実に便利な)チョイスバッジ、出荷のスピードアップ、その他いくつかの重要な要素など、中小ブランドが準備すべき鍵となる機能が存在します。

次に、中小ブランドは見込み顧客の注意を引かなければなりませんが、顧客がオンライン検索しても商品が目に留まらない可能性があるので、これは容易ではありません。ですが、いったん商品が顧客の目に留まれば、繰り返し注文される可能性があります。そうなれば、各コマースハブが商品をネットワークにより強く押し出していくことに繋がります。

しかし、「軌道に乗せるにはどうすればいいか」という問題が残ります。

これにはいくつかの方法が考えられますが、終わりのない顧客関連のこうした問題の性質を考えると、ハイパーパーソナライゼーションが大きな役割を担うことは間違いありません。コマースハブには、チャットや音声などの会話型チャネルとは別に、主に電子メールマーケティングや独自のオンラインプラットフォームなど、信頼できるチャネルを介して自社製品やその他のブランドの製品を宣伝するいくつかの方法があります。中小ブランドが、それらのプラットフォームと自社の商品情報システムを深く統合させることができれば、コマースハブはもっと簡単かつ頻繁に中小ブランドの製品を推進することが可能になるでしょう。これは、使用しているコマースチャネルの成熟度にも依存しますが、今回の記事とは主旨がずれるので、また別のブログ記事で扱うことにします。

顧客体験と詳細な商品情報を使用したハイパーパーソナライゼーションは、利用可能な情報量に成功が左右される点が課題です。そして、詳細レベルの情報を大手ブランドのプラットフォームに開示することは、必ずしも簡単ではありません。ですが、コネクタやAPI、マイクロサービスが急速に進化するにつれて、年々容易になっています。

私の同僚がよく「Amazonとその商品情報はとても魅力的だ!」と言っています。たとえば彼がAmazonで「チョコレート」と検索すれば、50,000件を超える結果が表示されるのです。ですが検索条件を「アルコールを含まないチョコレート」にすると、わずか800件に絞り込まれます(検索が楽しくて徹夜して朝になったなんてことが起こり得ます)。

これは、商品情報の完全性の違いから生じるものです(および継承ルールとスマートな商品体験プラットフォームが、ここでは大きな役割を果たします)。

大手コマース企業は各タッチポイントで、顧客について多くの情報を取得します。これは顧客プロファイルにリンクされて、その個人に合わせてカスタマイズされた非会話型および会話型のアプローチを使って、将来的なオファーを提供することができようになります。データを揃えて準備を整え、常に進化を続け、将来的に「コマース」と呼ばれる魅力的なチャネルを優位に利用できるようになることが最善策です。

※本記事の内容は2019年1月3日更新の英語版ブログ記事の訳です。

Conversational Commerce, Hyperpersonalization and Deep Product Information for the Win!

著者:Eric-Jan Van Putten  Director of Global Marketing Operations

 

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